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変動型か固定型か

ローンの残高、返済年数にもよりますが、金利は1パーセント変化するだけで、総返済額が数百万円も違ってしまうものです。しかし経済動向にともなう金利の相場を予測を的中することは、専門家でも困難なことです。超低金利であった10年前、やがて上昇するだろうといわれた金利は、反対にさらに下降してゆきました。変動型ローンは金利上昇時にも対応できる家計にゆとりがある人に向いているといわれます。ゆとりとは、例えば住宅費への年収負担率が10%程度。逆に金利の変動に対応することが難しく余裕のない(年収負担率が25%程度)若年層には、金利が高くても固定型、あるいは固定期間が長い方が安心だとも言われています。あるいは現在は年収負担率は25%程度だが、たとえば配偶者が育休から将来的に職場復帰の予定がある、近い将来に子供が卒業するので養育費が減る、など将来、収入の増加等、比較的余裕を見込める場合は、「固定金利選択型」に向いているとされます。金利が安いという理由で安易に変動型を選んでしまうと、後々金利が上がった時に、総支払額が大きく増えて、支払いに苦労することになりますから、まずは固定型をベースに予算と返済プランの全体像をイメージしながら検討し始めるのが基本といえるでしょう。

返済年数も、一般的に35年が目安とされていますが、もちろん返済期間が長くなればなるほど総返済額は増加します。借入金1000万円の場合、金利 2%以上なら10年で100万円以上も返済総額に差が出てしまうことになります。しかし返済期間を無理に短くすればそれだけリスクも高まります。無理のない程度に短縮する試算を検討することが大切です。